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結婚してるか聞く男性心理|脈ありサインと返し方

金曜の夜、自己紹介がひと通り終わって、ようやく全員の肩の力が抜けはじめた時間帯だった。斜め前に座っていた男性が、グラスを置いてこう言ったの。

ご結婚は、されてるんですか。

聞かれた女性の肩が、ぴくっと動いた。三秒くらいの間があって、彼女は笑いながら、まだですねぇ、と答えた。その日の帰り、駅のホームで彼女に腕をつかまれたよ。あれ、どういう意味だと思います?

社会人向けのイベントサークルを回してきて、この場面は数えきれないほど見てきた。そのうえで言い切ります。あの質問は、ほぼ確実に何かの意思表示。ただの空気埋めで出てくることは、思っているよりずっと少ないんだよね。

目次

質問が飛んだ瞬間、テーブルの温度が変わる

面白いのは、聞かれた本人よりも周りの反応の方が正直なこと。誰かが結婚してるんですかと口にした瞬間、両隣の参加者がスッと会話をやめる。耳だけこっちに向いてるのが、幹事の位置からは丸見えなの。

その質問が恋愛の入り口を開ける合図だと、その場の全員がわかっているから。天気でも仕事でもなく、いきなり相手の人生の枠に触れにいってる。無自覚にやってるように見えても、口に出すまでには本人の中でそれなりの助走があるんだよ。

男性の幹事仲間に何度も確認したことがある。あの質問、どういう気持ちで聞いてるの?と。返ってきた答えは、判で押したように似ていた。可能性があるかどうかを、先に知っておきたい。動く前の下見なんだよね。

結婚してるか聞く男性心理、現場で見えた9パターン

一番多いのは、恋愛対象として見ていて、誘う前に外堀を確認しにきている型。体感で半分近くを占める。声のトーンがすこし落ちて、目をまっすぐ合わせないで聞いてくるのが特徴。

次に、断られるのが怖くて予防線を張っている型。既婚だとわかれば誘わずに済むし、傷つかずに引ける。臆病だけど誠実な人に多いパターン。

三つ目が探り。年齢や生活のリズムを直接聞くのは失礼だと思っていて、遠回しにその情報を取りにきてる。

四つ目は会話のカードが切れたケース。仕事の話が終わって、趣味も一周して、沈黙が怖くなったときに出る。この場合は質問のあとが続かない。答えたら、そうなんですねぇ、で終わり。

五つ目が幹事気質。場を回すために全員の状況を把握したい人がいて、悪気なく聞いて回るのよね。

六つ目は職場や取引先での社交辞令。昼休みの雑談の延長で出てくる。

ここからが要注意ゾーン。七つ目は、自分が既婚であることを伏せたまま、相手も既婚なら都合がいいと計算している型。八つ目は、遊び相手として面倒が少ないかを選別している型。独身なら本気になられて厄介、と考える人が実在します。九つ目は、既婚だとわかった途端に扱いを変えるタイプで、これはもう相手にしなくていい。

九つ全部を覚える必要はなくて、この質問の根っこには見込みの確認と自己防衛の二種類しかないと知っておけばいい。厄介なのは、その自己防衛がこちらを守る方向に働くとはかぎらないこと。

幹事を手伝ってくれていた三十代の男性が、打ち上げの席でぽろっと漏らしたことがある。あの質問、独身ですって答えてもらえた時点で半分勝ちなんですよ、と。会話の許可証をもらった感覚らしい。そこから食事に誘うまでのハードルが、体感で三分の一になるんだって。聞いてる側と聞かれた側で、受け取り方にこれだけの落差がある。

同じ質問でも、場所が変わると意味が変わる

マッチングアプリで初対面の直後に聞かれたなら、それは確認作業。プロフィールに書いてあることをわざわざ口頭でなぞる人は、本気で会う相手を絞りにきてる。むしろ好材料。

合コンや交流会だと、開始三十分以内は情報収集寄り、二次会以降は本命寄りと考えていい。人が減ってから聞かれた質問の方が重いのは、リスクを取ってるから。

職場はいちばん読みにくい。昼休みに複数人でいるときの質問は雑談だし、残業中に二人になったタイミングなら別の意味を持つ。相手が同じ質問を他の女性社員にもしているかどうか、そこを見れば一発でわかるよ。

取引先や営業の場で出た場合、たいていは間を持たせるための一言。ただし、その後に連絡先を私用のLINEで聞いてきたなら、話は変わってくる。

習い事やジムみたいに、週の同じ曜日に顔を合わせる関係だと、この質問が出るまでの期間がとにかく長い。三ヶ月くらい様子を見てから、ようやく口にする人が多いのよね。だからこそ、そこで出た質問は軽くない。次に会うとき気まずくなるリスクを背負ってでも聞いてる、ってことだから。

脈ありかどうかは、質問そのものでは判定できない

判定材料は、聞かれた前後の三十秒にある。

まず、直前に何を話していたか。仕事の話から急に飛んだなら、相手の頭の中では別のスイッチが入ってる。

そして、答えたあとに相手が自分の情報を出してきたかどうか。ここが分かれ目です。独身ですと答えて、僕もなんですよ、と自分から返してきたら、それは会話じゃなくて申告なの。恋愛対象として見ていない相手に、自分の婚姻状況をわざわざ差し出す人はいない。

逆に、へえ、で終わって次の話題に移ったなら、その場をつなぐための一言だったと考えていい。

二人きりのタイミングだったかどうかも見てほしい。四人以上で囲んでいる席なら情報収集寄り。トイレから戻って隣に座り直した直後とか、終電の話が出はじめたあととか、そういう状況で出た質問は重い。

サークルの常連だった三十代前半の女性が、こんな報告をくれたことがある。名前は変えるけど、美咲さんとしておくね。交流会で年上の男性から同じ質問をされて、独身ですと答えた。相手はそこで、実は僕、去年離婚してるんですよ、と言った。空気がぐっと縮んだ、と彼女は表現していた。二人はその二ヶ月後に付き合いはじめて、今は一緒に暮らしてる。あの質問は、彼が自分の話を切り出すための踏み台だったわけ。

返し方ひとつで、そのあとの三ヶ月が変わる

ここ、多くの人が雑に扱ってるところ。三秒の返答で、相手の出方はほんとうに変わるんだよ。

相手に興味があるなら、答えて終わらせないこと。独身ですよ、と言ったあとに、そちらは?と返す。これだけで会話のボールが往復して、相手は次のカードを切りやすくなる。もう一歩踏むなら、休みの日は何してるんですか、と生活の話に寄せる。休日の話は、誘いに直結する唯一のルートだから。

距離を置きたい場合。おすすめしないのは、ご想像にお任せします、というかわし方。柔らかく断ったつもりでも、思わせぶりに受け取られてかえって長引く。事実だけ短く返して、すぐ別の話題に舵を切るほうが早い。独身ですけど、今はそういう感じじゃないんですよねぇ、くらいで十分伝わります。

職場や取引先なら、既婚未婚のどちらであっても短く答えて仕事の話に戻す。相手が食い下がるようなら、その時点で雑談ではなくなってるので、次からは二人にならない動線を選んでね。

LINEで聞かれたときは、返信の速さが答えそのものになる。乗り気なら早く、そうでないなら数時間置いて短く。文面をどれだけ工夫しても、五分で返した事実の方が強く伝わっちゃうから。

やめたほうがいいのは、なんでですか?と刺し返すこと。相手が本命寄りだった場合、あれで完全に引っ込む。うわ、もったいない、と思う場面を何度も見てきたよ。嘘をつくのも後で必ず効いてくる。既婚と偽って距離を取った女性が、半年後に同じ会場で鉢合わせして固まってた回、あれは見ているこっちの背中まで冷たくなった(笑)

既婚ですと答えたあと、相手の人柄が全部出る

既婚の女性が同じ質問をされる場面も、現場ではよくある。そこで見えるものが、けっこう残酷なんだよね。

はい、と答えた瞬間に姿勢が変わる人がいる。上体がすっと引いて、視線が別のテーブルに逃げる。あからさますぎて、隣で見ていて笑いをこらえた回もあるくらい。逆に、へえ、ご主人とはどこで知り合ったんですか、と自然に会話を続ける人もいて、こういう人はその後ちゃんと友人として続いていくのよ。

三つ目のパターンが、既婚だと知ってから急に距離を詰めてくる型。ここが一番危ない。断りにくい立場だと踏んでるからで、既婚という情報を弱みとして扱ってるの。この空気を感じたら、その場で連絡先を渡さないでね。

答えた直後の一秒、相手の肩と目線を見るだけでいい。言葉より先に体が答えを出しちゃうから。

一番危ないのは、聞いてきた側が隠しているとき

ここからは、心臓のあたりがざわっとする話。

独身ですか、と先に聞いてくる男性のうち、自分の婚姻状況を最後まで言わない人がいる。これがはっきりした危険信号です。聞くだけ聞いて出さない人には、出せない理由がある。

参加者から受けた相談で、忘れられないものがある。真希さんと呼ぶね。三ヶ月ほど連絡を取り合っていた男性がいて、会うのはいつも平日の夜。土日に誘うと、家族の用事で、と返ってくる。真希さんはスマホを握ったまま、指先が冷えていくのがわかった、と話してた。彼女が最後にやったのは、土曜のお昼どうですか、というたった一行のLINE。既読がついたまま、返事は二日止まった。はぁ…。

土曜の昼は、既婚者にとって一番動かしにくい時間帯なんだよね。飲み会という言い訳が使えないから。この一行は、どんな探りよりも効く。

ほかにも現場で確認できたサインがある。左手の薬指に、指輪を外した跡や日焼けの境目が残ってる。連絡が夜の九時前後でぱたっと止まる。自分からは電話をかけてくるのに、こちらからかけると出ない。SNSのアカウントを教えたがらない。車の後部座席だけ、やたらきれいに片付いてる。勤務先の話になると急に主語が大きくなる。

どれかひとつなら偶然もあるけど、三つ重なったらもう偶然じゃないと思ってほしい。

見抜くための会話としては、休日の過ごし方を具体的に聞くのが早い。先週の日曜は何してました?と時制を過去にするのがコツ。作り話をする人ほど、ふわっとした未来の話では滑らかなのに、過去の具体には詰まる。実家や親の話を振るのも有効で、既婚だと話がつながらなくなる場面が必ず出てくる。

もっと直球でいくなら、その質問をそのまま投げ返すのも手。ご結婚は?と、同じ言葉を返すだけ。答えを渋る、笑ってごまかす、質問で質問を返してくる。この三つのどれかが出たら、そこで判断していいと思う。隠していない人は一秒で答えるから。

聞くタイミングは早いほどいい。三回目のデートを過ぎてからだと、こちらの気持ちが乗ってしまって、都合の悪い答えを飲み込みたくなる。頭がぐるぐるして判断が鈍る前に、二回目までに済ませておくのが安全です。

はっきり書いておくね。既婚だと判明した時点で、こちらから切っていい。相手がどれだけ誠実そうに見えても、隠していたという事実だけで判断材料は足りてる。関係を持ってしまったあとに慰謝料の話や職場での立場が絡んでくると、失うものが一気に増えるから。

結婚してるか聞かれたのは、あなたの側に主導権がある合図

質問された側は受け身に感じるけど、実際は逆だと思ってる。相手はもう一枚カードを切ってしまっていて、こちらは相手の手を見た状態で次を選べるから。

進めたいなら、答えたあとに質問を返す。止めたいなら、事実だけ短く返して話題を変える。危ないと感じたら、土曜の昼を提案してみる。この三つで、だいたいの場面は動かせるよ。

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