MENU

ガードが固い女性の特徴と心理|恋愛で距離を縮める方法

受付で名札を渡した瞬間、半歩うしろに下がる人がいる。

笑ってはいるのよ。声も明るい。なのに、つま先だけがずっと出口を向いてるんだよね。

社会人サークルの運営を続けていると、こういう人には毎回会う。そして解散後、男性陣から同じ相談が飛んでくる。あの子、脈なさそうですかね、って。

目次

目に見えるガードの固さは、足元と手元に出る

言葉じゃないの。姿勢と持ち物。

乾杯のとき、グラスだけ前に出して身体は残す人。スマホを伏せて置いて、指先で角をトントンやってる人。席を立つ回数が多くて、戻ってくると必ず違う椅子に座る人。

会話の中身も特徴的でね。仕事の話はする。職種も業界も普通に答えてくれる。ところが休日の過ごし方になった途端、家にいます、で終わっちゃう。家族構成、実家の場所、前の恋愛。このへんが全部、霧の向こう側。

褒め言葉の処理も独特なんだよね。可愛いですね、に対して、いえいえ、と返して次の話題へ移す速度が異様に速い。受け取ると借りができる、みたいな計算が走ってる。

連絡は既読がつくし、返事も来る。ただ時間が読めないし、絵文字がほぼ出ない。文末が。で終わる。

冷たいんじゃないの。全部、防御なんだよ。

固さの正体は五つ。一番多いやつが、一番無視されてる

一度開けて刺された人。家庭で感情を出すと面倒が起きた人。夜道や職場で実害に近い経験をした人。自分が好かれる理由が理解できなくて、好意そのものを疑う人。

そしてもう一つ。恋愛の優先度が、今、低いだけの人。

現場で見てる限り、これが最多。転職して半年とか、資格の勉強中とか、親の通院に付き添ってるとか。傷でもトラウマでもなくて、単純に恋愛へリソースを割いてないだけ。

なのに男性側はこれを認めたがらない。心を開いてくれない、という物語のほうが動きやすいから。(俺が壁を壊す係)っていう役をやりたくなっちゃうんだよねぇ。ここ、けっこう根深いと思う。

誰にでも固いのか、あなたにだけなのか

ここを確かめないまま突っ込む人が多すぎ。

観測は簡単。同じ場にいる他の男性への挙動と、あなたへの挙動を並べるだけ。

全員に等しく固いなら、それはあなたへの評価じゃない。その人の初期設定なだけ。回数と時間が効くタイプ。

問題は、他の人には笑って身を乗り出すのに、あなたのときだけ背もたれに戻る場合。ここには真逆の二つが同居してる。意識しすぎて固まってるか、距離を取られてるか。

見分けの目印は、名前を呼ぶかどうか。グループ会話であなたの発言に相槌が乗るかどうか。帰り際、あなたが席を立つタイミングに身体が反応するかどうか。

金融系のAさん、三十代前半。彼が気にしてた女性は、彼の前でだけ会話が三語で終わってた。うなだれてたよ、あの日。ところが二次会で観察してたら、彼が別テーブルへ移動した瞬間、その人の視線が二回追いかけてたの。二回。

固まってるほうだった。

逆のパターンもある。誰にでも柔らかいのに、特定の相手にだけ壁が立つとき。あれは残念ながら、もう答えが出てる。

落とす、という言葉を使ってる時点で終わってる

炎上覚悟で言うけどさ。攻略対象として見てる人は、まず抜けない。

理由は反発の仕組みにある。人は自分の選ぶ自由が脅かされたと感じた瞬間、その選択肢から逃げる方向に力が働く。心理的リアクタンスと呼ばれるやつ。好意を先に置いて返事を迫る行為は、相手の逃げ道を塞ぐ動きなの。だから固い人ほど、ぴしゃっと閉じる。

やらかしがちなのは、質問攻め。趣味は、休みの日は、彼氏いたことある、を三分で並べる人。取り調べじゃん(笑)

二人きりへの誘導を急ぐのも同じ。三回目の顔合わせで個室を提案した男性を見たことがあるけど、その人、次の回から来なくなった。女性のほうがね。

元カレの話を掘るのも地雷。諦めない自分を美談として語るのも、相手には圧としてしか届かない。

予測できる人が、安全な人

自己開示には返報性がある。相手が出した深さに合わせて、こちらも出す。段階を飛ばすと警戒が跳ね上がる。社会的浸透理論で説明されてきた話で、表面の情報から順に層をはがしていく構造になってる。

固い人に対して有効なのは、意外性じゃなくて安定。

いつ来るか読める。話す内容が読める。断っても態度が変わらない。この三つが揃った人にだけ、扉が数ミリ動く。

大阪から通ってたBさんの例がわかりやすい。彼、半年間ずっと同じことをしてた。イベントの開始十分前に来て、受付を手伝って、二次会は行かずに帰る。それだけ。声をかける相手も特定してなかった。

五ヶ月目くらいかな。ずっと壁際にいた女性のほうから、次いつ来ますか、って聞いたの。あの瞬間、周りが一瞬ざわっとしたのを覚えてる。

安全だと判定されるまでに、それだけかかるってこと。

もうひとつ効くのが、決定権を返す言い方。行こうよ、じゃなくて、行くとしたらどっちが楽そう、に変える。断る余白を最初から差し出しておくと、相手の肩の力が抜ける。

失敗談を先に出すのもいい。完璧な自己紹介より、この前やらかした話のほうが、警戒してる人には届く。上に立たない人だ、と判定されるから。

三ヶ月動かないなら、それはもう答え

自己開示の深さが三ヶ月で一ミリも変化しないなら、固いんじゃなくて、あなたには開かないという結論がすでに出てる。

指標は、相手から質問が来るかどうか。こちらが投げた話題に対して、相手が自分の話を返してくるか。返ってこない状態が続いてるなら、待ちの時間は投資じゃなくてただの消耗。

引き際を書かない恋愛記事、多いよね。でも撤退の基準を持ってない人ほど、二年三年を溶かしてる。ずるずる続けた結果、相手にも重荷として記憶される。あれは両方が損してるだけ。


ここからは、固いと言われた側へ

自分がそう言われて、胸のあたりがぎゅっとなった人。ちゃんと読んでほしい。

ガードが固いのは、性格の欠陥じゃない。過去のどこかで、開けたら痛かったという学習が起きただけ。身体が先に覚えてるから、理屈で止められない。好きな人の前で顔がこわばるのも、そのせい。

ただね。失ってるものも、はっきりある。

現場で何度も見てきた。感じのいい人が、警戒の薄い人に持っていかれる瞬間。悪いのは誰でもない。ただ、開いてる人のほうへ人は流れる。それだけの話で、それがじわじわ効いてくる。

とはいえ、無理に開く必要はまったくない。全開にした人から幸せになる、なんて事実はどこにもないから。

やるべきは、開く量を増やすことじゃなくて、開ける相手を見抜く精度を上げること。

見抜き方は一つでいい。断ったあとの態度を見る。

誘いを一度断ったとき、拗ねる人、既読無視で返してくる人、次から急に冷たくなる人。全部アウト。あなたの警戒は正しかったってこと。逆に、了解、また今度、で終わって、次の週に普通に話しかけてくる人。この人には、少しだけ渡していい。

段階の踏み方も具体的に。仕事の話の次は、休日にやってること。その次が、昔ちょっと失敗した話。さらに次で、今しんどいこと。この順番を守るだけで、消耗がだいぶ減る。

二十代後半のCさんは、これを一年かけてやった。最初は連絡先の交換すら断ってた人。ある日、寝坊してノーメイクで来ちゃった回があってね。そわそわしながら、実は今日ひどい顔なんです、って自分から言ったの。笑いが起きて、場が緩んだ。あれが彼女の一段目だった。

完璧じゃない部分を先に見せると、相手も鎧を脱ぐ。順番って、そういうことなんだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次