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小動物系女子は本命になれない?男性心理と大人の愛され方

サークルの飲み会で、いちばん男の子に囲まれてるのは、たいてい小柄でリアクションの大きい子。目をまん丸にして、えっ、すごーい!ってやる、あの子。周りの男性陣、横から見てると鼻の下がゆるんでるのがわかっちゃう(笑)。

で、その子が3ヶ月後、まだ誰とも付き合ってない。これ、何度も見てきた光景なんだよね。

小動物っぽいと言われる子は、モテる。そこは疑いようがない。ただね、モテることと、選ばれることの間には、思ってるよりずっと深い溝がある。今日はそこを掘るよ。

目次

男性が小動物系女子に、なぜ吸い寄せられるのか

理由はシンプルなの。一緒にいて、男性側の緊張がほどけるから。

背伸びしなくていい相手って、男の人にとってはめちゃくちゃ貴重らしい。仕事でずっと気を張ってる人ほど、リアクションが素直で、ころころ表情の変わる子の前だと、肩の力がすとんと抜ける。心理学で言う情緒的な安全基地。あの役割を、無意識に担わされてるってことなんだよね。

イベントで出会った30代半ばの男性が、ぽろっとこぼしたことがある。あの子といると、値踏みされてる感じがしないんだよなあ、って。この一言、核心突いてると思うよ。

それとね、小動物系の子といると、男性は自分が頼れる人間だって思えるの。ちょっとしたことで、すごーい!ってキラキラした目を向けられる。その反応が、地味に効くんだよ。俺、けっこうやれるじゃん、って自己肯定感がじわっと満たされる。カウンセリングの現場でもよく言われることで、人って、自分を有能だと感じさせてくれる相手に心を開きやすいの。だから一緒にいて居心地がいい。ただ、その居心地のよさが恋愛感情とイコールかっていうと、そこがまた別問題なんだよね。

小動物系がまとってるのは、あなたを審査しませんっていう空気。こっちはジャッジしませんよ、っていう安心感。この無害さが、相手の防御をするっと解かせるの。だからワッと人が寄ってくる。

観察してて面白いのはさ、寄ってくる男性の数と、告白される数が、まったく比例しないこと。むしろ反比例することすらある。ここに、この記事でいちばん伝えたい罠が隠れてるんだよね。

飲み会で男性陣がやりがちな行動にも、それは出る。飲み物とってあげたり、席を空けてあげたり、荷物持ってあげたり。世話を焼く方向に、みんな流れていくの。優しくされてるように見えて、そのじつ、お世話される対象の位置に、静かに固定されていってる。ここに気づけてる子は、正直かなり少ない。

かわいがられてるのに、なぜか恋人になれない問題

無害で、癒やしで、そばにいて疲れない。ここまで好条件がそろってるのに、それが恋愛のゴールをかえって遠ざける。矛盾してるでしょ?でも現場を見てると、これがリアルなの。

かわいがられると、愛されるは、まったく別の感情。

子犬を見てかわいいなあと思う気持ちと、この人と将来を一緒にしたいと思う気持ちは、脳の中で別のスイッチが入ってる。前者は、愛でる感情。後者は、対等な相手として欲しがる感情。小動物系の子は、前者のスイッチばっかり押させて、後者にまで届かないことが多いんだよね。

サークルにAちゃんっていう子がいた。ふわっとした喋り方で、みんなのマスコットみたいな存在。飲み会では常に人の輪の中心。だけど、いざ誰かといい雰囲気になりかけると、するっと他の子に主役をもっていかれる。本人は、私っていつも妹ポジなんですよねー、って乾いた笑いを浮かべてた。

勘違いしないでほしいのは、Aちゃんに魅力がないわけじゃないってこと。むしろ逆。魅力の量は、十分すぎるほどある。ただ、その魅力の種類が、恋愛の本命枠に変換されにくかっただけなの。

はっきり言うね。守ってあげたいの正体は、心のどこかで一段下に見てるってこと。かわいい、癒やされる、そばに置いておきたい。この感情、全部が上から下へ流れてる。ペットに注ぐ愛情と、実は地続きだったりするの。残酷だけど、ここを直視できるかどうかで、この先がまるっきり変わってくるんだよ。

守られる立場って、居心地がいいし、荷物も軽い。でもその心地よさと引き換えに、一人の女性としての存在感を、そっと差し出しちゃってる。無害さの代償って、けっこう高くつくのよね。

もうひとつ、見ててヒヤッとするパターンがある。押しに弱そう、NOって言わなそう。そう値踏みされた小動物系の子が、都合のいい相手に回されちゃうケース。連絡は向こうの気が向いたときだけ、会うのもあっち任せ。それでもニコニコ待っちゃう子を、何人も見てきたなあ…。かわいがられてるつもりが、いつのまにかキープ枠。優しくされることと、軽んじられることの境界って、驚くほど曖昧なんだよね。

妹ポジ・ペット扱いから抜け出した子が、やったこと

じゃあ小動物系はもう詰みなの?って話になるけど、そんなわけない。

Aちゃんは、その後ちゃんと本命になって、今は結婚してる。何が変わったのか。本人に聞いたら、拍子抜けするくらい地味な答えが返ってきた。

意見を飲み込むのを、やめた。それだけ。

それまでのAちゃんは、どっちでもいいですー、○○くんが決めてー、が口癖だった。ぜんぶ相手に委ねてたの。無害でいるために、自分の輪郭をわざわざ薄くしてたんだよね。でもあるとき、好きになった人に、私はこっちのお店がいい、この映画が観たいって、はじめてちゃんと主張してみた。

そしたら、相手の目の色が変わったんだって。

付き合いはじめてから、Aちゃんこう言ってたの。今までは追いかけてもらう恋ばっかりだったけど、はじめて対等に隣を歩いてる気がする、って。その横顔がね、マスコットって呼ばれてた頃より、ずっと大人びて見えたんだよなあ。

これ、心理的にすごく筋が通ってる。人って、自分と違う意見を持って、それをちゃんと口に出せる相手を、対等な人間として認識するの。逆に、何でもかんでも合わせてくれる相手は、心地いいけど、一人の人格として立ち上がってこない。輪郭がぼやけたまんま。恋の対象って、輪郭のくっきりした相手にしか宿らないんだよね。

芯を見せる。NOをちゃんと言う。自分の予定を、相手の都合で簡単には空けない。この、ちょっとした手強さが、かわいいの奥から一人の女性を浮かび上がらせる。

もうひとつ効いたのが、リアクションの質を変えたこと。すごーい!の連発を、ちょっとだけ減らしたの。全肯定をやめて、えー、そこは私はこう思うけどなあ、って軽く返す回数を増やした。たったそれだけで、会話が一方通行から、キャッチボールに変わる。相手からすると、読めない余白ができるんだよね。この人、次なに言うんだろう、って興味の矢印がこっちを向く。ぜんぶに頷く子より、たまに首をかしげる子のほうが、記憶に残るの。

大事なのは、小動物みを消さないこと。むしろ武器のまま持っておく。ただ、その柔らかさの内側に、譲らない核を一本、すっと通すの。ふわふわの毛並みの下に、意外としっかりした骨がある。そのギャップに、人は不意打ちで落ちるんだよ。

別のメンバーに、こんな子もいたっけ。いつも聞き役に徹してたのに、あるとき映画の趣味で誰にも譲らず熱く語りだした。その瞬間、隣の男性がガン見してたの。かわいいだけだった子が、急に立体的になった一瞬。あれは見てて鳥肌もんだったなあ。ふにゃっとした子が、ふっと芯を見せる。落差って、それだけで武器になるの。心理学でゲインロス効果って呼ばれるやつに近い。ふだんとのギャップが大きいほど、その一瞬が濃く焼きつく。ずっとしっかりした人が見せる隙より、ゆるい子が見せる芯のほうが、破壊力あるんだよね。

大人になっても小動物系って、痛いんじゃないの問題

さて、ここから年齢の話をしよう。

20代のうちはいいよ。でも30を超えて、まだあざとめのことしてて、イタく見えないかな。この不安を抱えてる人、ほんとに多いんだよね。ネットを覗けば、小動物系なんて若いうちだけ、みたいな声もゴロゴロ転がってるしさ。

痛いか、痛くないか。その分かれ目は、年齢じゃない。

これは言い切るね。歳を重ねて痛く見える人は、若い頃のやり方を、そのまんま冷凍保存しちゃってる人なの。20歳のときのリアクションを、35歳でそっくり再生する。すると、無理してる感が、じわっとにじみ出る。見てる側の背中が、なんだかむずむずしてくる、あの感じ。原因は年齢そのものじゃなくて、アップデートを止めたことのほうにあるんだよね。

逆に言えばさ、痛くない大人の小動物系って、ちゃんと存在するの。しかも、めちゃくちゃ深く愛されてたりする。

痛く見える人と、歳を重ねて愛される人の、決定的な違い

イベントの受付を手伝ってくれてた、40代の女性がいる。仮にBさんとしておくね。小柄で、笑うと目がなくなって、表情はころころ変わる。まさに絵に描いたような小動物系。なのに、若い子ぶってる感じが、これっぽっちもしない。それどころか、場のみんながBさんに甘えにいくの。年下の男の子まで、ね。

何が違うんだろう。ずっと目で追ってて、ようやく腑に落ちたことがある。

Bさんは、かわいさで守ってもらおうとしてないの。

若い頃の小動物系って、かわいさが、守られるための道具になりがち。守ってほしいから、弱く、幼く、頼りなく見せる。でもBさんのかわいさは、人を安心させるためのおもてなしになってた。自分が守られるためじゃなくて、相手の緊張をゆるめるために、あの柔らかさを差し出してる。同じ小動物みでも、ベクトルが真逆なんだよ。

Bさんの何がすごいって、甘え方に品があるの。困ったときに、助けてー!って全力で寄りかからない。えへへ、ここだけちょっとお願いしていい?って、相手が手を貸しやすいサイズに、お願いを小さく切って渡すの。だから頼られたほうも、負担に感じない。むしろ、ちょっと誇らしげ。この匙加減、20代のうちにはなかなか出せないんだよなあ。頼り上手って、じつは相手を立てる技術だったりする。

守られる側から、包む側へ。この一歩を踏み出せた人だけが、歳を重ねても愛される小動物系になれる。

かわいいと、落ち着く。この二つが、同じ人の中に同居してる。ころころ変わる表情の奥に、酸いも甘いも噛み分けてきた余裕が、ちらっと覗く。この二層構造が、若い子には逆立ちしても出せない色気になるの。ドキッとさせられるのは、むしろこっちのほうだったりするんだよね。

具体的にどう振る舞えばいいか、だよね。小動物みは、しまわなくていい。素直なリアクションも、豊かな表情も、そのまま連れていく。手放すのは、かわいいでしょ?の押し売りだけ。守ってほしいアピールを、あなたといると落ち着くよ、っていう受け皿に、こっそり役割替えするの。

若さを切り売りする魅力から、安心を手渡す魅力へ。この乗り換えさえできたら、賞味期限なんて言葉、意味をなくすんだよ。

小動物っぽさは、年齢とともにすり減っていく才能なんかじゃない。育て方しだいで、40代でいちばん深く刺さったりする。Bさんを見てると、そう思わずにいられないの。ぷりぷりの肌より、その人がまとってる空気のほうを、大人はちゃんと見てるんだよね。若さって、思ってたほど武器じゃなかった。Bさんの隣にいると、それを毎回思い知らされる。

かわいがられて終わる恋か、ちゃんと選ばれる恋か。分けてるのは、生まれ持ったかわいさの量じゃないよ。そのかわいさを、誰のために使うのか。たったそれだけの選択が、行き先を静かに変えてるのかもしれないね。

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