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女性の脈ありサイン|誘ってほしい本音と社交辞令の見分け方

土曜の夜、貸し切りにしたダイニングバーの隅で、ひとりの男性がスマホをぎゅっと握りしめてた。画面には、さっき連絡先を交換したばかりの女性からのLINE。おつかれさまでした、のあとに、ちいさなスタンプがひとつ。彼はそれを五分くらい眺めて、隣にいた私にぽつり。これって、脈ありなんですかね…って。

社会人イベントサークルを何年も回してきて、この手の相談、数えきれないくらい受けてきたわけ。女性が誘ってほしいサインを出してるのか、ただの社交辞令なのか。みんな、ここで止まる。動けなくなる。

目次

LINEに、本音はにじむ

イベントが終わったあとの連絡で、女性の気持ちはわりと漏れる。

返信が速い、はわかりやすい指標。でもそれ以上に私がずっと見てきたのは、質問が返ってくるかどうか。会話を終わらせない女性は、終わらせたくないの。おつかれさまで会話を畳む人と、〇〇さんって普段どのへんに住んでるんですか?ってボールを投げ返してくる人。後者は、次に会うための口実を、あなたの手にそっと握らせてる。

返信のテンションも、けっこう正直。句読点だけの素っ気ない文が続くなら、温度は低い。逆に、絵文字や!が増えて、文がだんだん長くなっていくなら、向こうも乗ってきてる合図。

同じ日に連絡先を交換した女性が、二人いたことがあって。片方は、その夜のうちに、今日はありがとうございました、すごく楽しかったです、また〇〇さんおすすめのお店、教えてくださいね、って三行。もう片方は、翌日の夕方に、ありがとうございました、のひと言だけ。…どっちが脈ありか、もう説明いらないよね。文章の長さって、その人の中であなたが占めてる面積、そのまんまなんだよ。

地味だけど見逃せないのが、あなたしか知らない情報がLINEに混ざりはじめる瞬間。あの時話してたカフェ、調べたら本当にありました!みたいなやつ。覚えてる、ってことは、あなたと過ごした時間を、頭の中でなんども巻き戻してるってこと。

ただね、ここで油断しちゃダメ。返信は丁寧、スタンプも可愛い、なのに会う約束の話になると、ふわっとかわす。このタイプ、後でちゃんと触れるから。LINEが続くから脈あり、と即断するのは、わりと危ない橋なんだよね。

体は、口より正直

現場で観察してると、言葉より体のほうがよっぽど本音を語るの。

距離。これがいちばん嘘をつかない。立食の場で、人は無意識に、気になる相手のほうへ体を向ける。つま先の向きまでそう。私、参加者の足元をこっそり見るクセがあって(われながら性格悪い・笑)、惹かれ合ってる二人って、いつのまにかつま先が向き合ってるんだよ。これ、ぞくっとするくらい再現性ある。

目線も裏切らない。話してる最中に、相手の目をチラッ、チラッと確かめる女性。あれは、自分の言葉がちゃんと届いてるか不安だから見てるの。どうでもいい相手に、人はそんな確認、しないからね。

髪をいじる、唇に触れる、みたいな仕草が増えるのも、緊張のあらわれ。リラックスしてるんじゃなくて、むしろ意識して落ち着かないからこそ、手が顔まわりにいく。

会話の中で、軽くいじってくる女性もいる。〇〇さんって意外とそういうとこあるんですね、ふふ、みたいに。距離を詰めたいとき、人はちょっとした冗談で、二人のあいだの壁をこっそり低くしにいくの。ただ、これも誰にでもやる子はやるから、いじりが好意の証拠だ、と思い込むのは禁物。あなたにだけ、いじりの手つきが甘くなってるか。分かれ目はそこ。

ここでボディタッチの話をしたいんだけど…正直、これは過信しないほうがいい。理由は、もう少しあとで。

行動は、言葉の何倍も重い

口で言うことより、スケジュールと足の動きが、本音を表す。

予定を空ける女性は、本気度が高い。来週末、特に予定ないんですよね〜って、聞いてもないのに言ってきたら、それは独り言じゃない。誘っていいよ、の青信号。時間って、その人の人生の一部みたいなものでしょ。それを差し出すには、それなりの覚悟がいるの。

自分の好みを、こっちが聞く前から教えてくるのも、わかりやすい。実は辛いもの大好きで、とか、お酒は弱いんです、とか。あれ、無意識のうちに、あなたと行く店の下見をしてるんだよね。ふふ、可愛いでしょ。

ある女性参加者が、気になってる男性の前でだけ、来月ひま、を連発してたことがあって。本人はまるで無自覚。でも横で見てた私には、彼女のソワソワが手に取るようにわかった。膝の上で、指がずっと忙しなく動いてたから。残念ながら、その男性は最後まで気づかなかったけど…あぁ、もったいない。

ここから、ちょっと厳しい話をする

さんざん脈ありサインを並べておいてなんだけど、現場でいちばん多い悲劇を言わせてほしい。優しいだけの女性を、脈ありと勘違いして突っ込んでいく男性が、本当に多い。(泣)

イベントで人当たりのいい女性って、誰にでも笑顔。誰の話にも、えー!すごい!って乗ってくれる。社交辞令の達人。彼女にとってそれは、接客スマイルに近いもので、特別な好意とは別物。なのに、自分にだけ微笑んでくれた、と舞い上がる人が、毎回ひとりはいる。

見分け方、はっきり書くね。

社交辞令の笑顔は、その場の全員に等分で配られる。本物の好意は、あなたにだけ濃度が違う。同じ笑顔でも、あなたと話すときだけ会話が長引くか。あなたの近くに、何度も戻ってくるか。みんなに優しいの中に、あなたにだけ、がひとつでもあるか。見るべきは、そこだけ。

ボディタッチに話を戻す。これがいちばん厄介な罠なの。腕にぽんと触れてくる女性を、即・脈ありと判定するのは、やめておいたほうがいい。人との物理的な距離が近い人は、ただの手癖でやってるだけ。逆にね、本気で意識してる相手には、緊張して触れられない女性もいる。触れる、触れない、で測るんじゃなくて、触れたあとを見て。さっと手を引っ込めて、目をそらして、耳がじわっと熱を持つ。そっちが本物だから。

脈ありに見えて実は違う、を、現場で拾ったぶんだけ挙げておく。二人きりを避けて、いつも複数で会いたがる。あなたの恋バナに、妙に親身になってくる(その実、別の子を紹介する気でいる)。LINEはあんなに盛り上がるのに、会う約束だけ、のらりくらり。これ全部、あなたを良い人ポジションに、そっと留めておきたいサイン。はぁ…書いてるだけで、ちょっと胸が痛い。

以前、半年も片想いをこじらせた男性がいてね。彼女、毎回相談に乗ってくれるんです、僕のこと理解してくれてて、って声を弾ませてた。でも話を聞くと、二人きりで会ったことは一度もない。全部グループ。私の中で、警報がカンカン鳴ってた。案の定、その女性は別の参加者と付き合った。報告を聞いた彼の顔から、すっと血の気が引いていったのを、今でも覚えてる。優しさを好意と読み違えると、こうなる。

逆に、忘れられない成功例もあるの。普段はクールで、誰に対しても一定の距離を保つ女性がいてね。その彼女が、ある男性と話すときだけ、声のトーンがふっと半音上がる。笑い声も、ほかの人に向けるときより、ワントーンやわらかい。本人はたぶん気づいてない。でも、いつもの彼女を知ってる私には、その差が眩しいくらいに見えた。二人は、今は一緒に暮らしてるよ。クールな人ほど、本命の前でだけ、ほんの少しだけ崩れる。その崩れを、見逃さないであげて。

これは、残念ながら脈が薄いサイン

期待を持たせすぎるのも酷だから、引き際の目安も置いておくね。

返信が、いつも翌日以降。しかも、こっちの質問にだけ答えて、向こうからは何も聞いてこない。会話のラリーが、毎回あなたのところでぷつっと切れる。会う話を出すと、いいですね、で必ず止まる。目が合っても、すっと自然にそらされる。…このへんが重なってたら、今はまだ時期じゃない、ってこと。

ただし、ひとつだけ覚えておいて。脈なしは、永遠の判決じゃない。最初はそっけなかった女性が、何度か顔を合わせるうちに、態度がだんだんほどけていく場面を、現場で何度も見てきたから。今この瞬間の脈なしに、必要以上に肩を落とさなくていい。距離は、あとから縮まることもあるんだよ。

サインを読むより、確かめにいく

じゃあ、どうすればいいの。

確信が100%になるまで待つ人は、一生動けない。これは言い切る。サインなんて、所詮は確率の話でしかないから。本当の気持ちなんて、付き合ってからだってわからないことがあるくらいなんだよ。

だから、いきなり告白で全部を賭けるんじゃなくて、軽い誘いで反応を見るのがいちばん賢い。今度あのお店、行ってみません?くらいの温度で、ふわっと投げる。本気の相手なら、行きたいです!いつにします?って、向こうから日程を詰めてくる。社交辞令どまりの相手は、いいですね〜、で日付が一生出てこない。

いいですね〜、で止まったとき、もう一押しだけしていい。じゃあ来週の金曜か土曜、どっちか空いてます?って、選択肢を具体的にして投げ返すの。ここで、金曜なら!って乗ってきたら、ほぼ確定。うーん、最近ちょっと忙しくて…って、また濁されたら、そこは潔く引く。二回かわされたら、それがもう答えだから。追いすがるほど、温度はすうっと下がっていくんだよね。

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