社会人イベサーやってると、ほぼ毎月のように相談が来る。 「彼女いるって言ってたのに、サシ飲み誘われたんですけど…これって脈あり、ですか?」
イベントを通じて出会った男女を何百組と見てきたからこそ、言える。 彼女持ちがサシ飲みに誘うとき、その裏に走っている心理は 脈ありのこともあるし、最悪の場合はキープ目的のこともある。 見分けられるかどうかで、あなたが傷つくか傷つかないかが決まるんだよね。
その誘い、7パターンのどれか
① 本気で好きになりかけている
これが一番多い。びっくりするくらい多い。
「彼女との関係が惰性になってきたころに、職場や趣味の場で新鮮な刺激を受けた女性が現れる」という状況は、恋愛心理学でいう比較効果が働いた典型。マンネリ化した恋愛の中で感情がリセットされ、新しい相手への好意が急速に育ちやすくなる。
実際、うちのイベントで知り合った涼さん(28歳・会社員)がそのパターンだった。 彼女と付き合って2年、特に問題があるわけじゃないけど「なんか最近会話が作業みたいで」という状態のときにイベントで出会った男性に声をかけられた。最初は友人感覚だと思っていたら、3回目のサシ飲みで「俺、今すごく迷ってる」と言われたらしい。
迷ってる、ね。それ、かなり本気側の言葉だよ。
② 彼女に言えないストレスのはけ口
厄介なのがこのパターン。好意はあるけど、純粋な恋愛感情とは少し違う。
仕事の愚痴を全部言える相手を探している。彼女には心配させたくない、または彼女自身が原因のストレスである場合、外に話せる女友達を必要としている状態。サシ飲みに誘ってくるのはそのため。
問題は、この手の男性が「話を聞いてくれる=特別な関係」と錯覚し始めること。 聞いてあげるほどに距離が縮まり、向こうも「この子といると楽だな」になっていく。 でも結局、彼女との関係が改善されれば自然とフェードアウトされる。消費されたな、って後から気づく系。
③ キープ
言いたくないけど、はっきり言う。このパターン、存在する。
彼女と別れる可能性が少しでもあるとき、もしくは複数の選択肢を持っておきたいタイプの男性は、意識的か無意識かにかかわらずキープ候補を作る。 サシ飲みは、その相手をつなぎ止めるための定期メンテナンスみたいなもの。
サイン:LINEの返信がやたら早いのに次の約束は曖昧、「会いたかった」とか言う割に誕生日は完全スルー。あと、飲みの場所がいつも薄暗くて個室。これはもうアウト。
④ 刺激・非日常が欲しいだけ
彼女がいることで満たされているからこそ、逆に外での非日常感を求めるタイプ。 サシ飲みという場が目的で、相手は正直誰でもいい。
これ、一番見抜きにくい。なぜかというと、その場の会話がものすごく盛り上がるから。 楽しかった、また飲もうと思ったら連絡、という流れで終わる。 終わり方が綺麗すぎるとき、むしろ疑ったほうがいい。
⑤ 友達として純粋に楽しい
普通にある。ただし、これが本当に純粋な友情かどうかはあなた自身が感じている温度差でわかる。飲んでる間ずっとフラットで、帰り際も爽やかに「また今度ね」で終わるなら、たぶん本当にただの友人枠。
⑥ 彼女への当てつけ・さみしさ埋め
喧嘩した直後、彼女に会えない時期、マンネリのピーク。そういうタイミングを狙うように誘ってくる男性がいる。自覚なくやっているケースも多い。
うちのイベントで出会った彩さん(26歳・デザイナー)は、好きな人から突然「今夜暇?」と来たとき、直感的に「あ、誰かと喧嘩したな」と思ったと言っていた。 案の定、飲みの場で「最近彼女と価値観が合わなくて」がスタートしたらしい。その瞬間の彼女の表情、想像するだけで胸がズキっとする。
⑦ 試している
これは心理学でいうシグナリング行動に近い。 「サシ飲みを受けてくれるかどうか」で、あなたの好意の有無を測っている段階。
誘い自体が告白じゃなくてテスト。あなたが来てくれれば次のステップへ、断られれば引く。傷つかずに済む設計になっている。リスク回避型の男性に多い。
脈ありとそうでないを分ける、たった3つの違い
どのパターンなのかを見極めるのに、難しい観察力は要らない。 注目すべきはサシ飲みの中身じゃなくて、前後の行動。
まず、誘ったのが何回目か。1回目から強引にサシ飲みに持ち込もうとするのはキープか刺激目的が多い。本気の男性は少し時間をかけてグループから少しずつ距離を縮めてくる。じわじわ来る感じ、あるじゃんね。
次に、彼女の話をどう扱うか。本気で好きになっている男性は、あなたの前で彼女の話を自分からしない。話題にしないのは罪悪感があるから。逆に、彼女の話を積極的にしてくる場合は「俺には彼女いるけど友達として」というラインを自分で引きたがっている。
最後に、飲んだ翌日のLINE。本気なら翌日も何かしら連絡がくる。「昨日楽しかった」だけじゃなくて、その後の会話が続くかどうか。既読スルーや一言返信で終わる翌日なら、あの夜はあの夜で完結していたってこと。
罪悪感の正体
彼女持ちとのサシ飲みに行った自分を責めている人、多い。 「なんで行っちゃったんだろう」「好きになった私が悪いのかな」って。
恋愛心理の観点からすると、人間は自分が選んだ行動を正当化しようとする認知的一貫性の働きで、好意を持った相手に対して「きっと意味があるはず」と解釈する。これは意志の弱さじゃなくて、脳の仕組み。好きになること自体は、コントロールできるものじゃない。
うちのイベントで出会ったことがきっかけで連絡をくれた麻衣さん(30歳・営業職)の話がある。彼女持ちの男性にサシ飲みに誘われて、3回断ったあとに行って、そのまま好きになってしまった。「断り続けた私が結局行ったから、もう自分が悪い気がして」と話してくれた。
でも、3回断ったのは麻衣さんの良心。そのあと行ったのは、人間として当然の感情の揺れ。どちらも責める材料にならない。
罪悪感の正体って、自分の感情への驚きなんだよね。 まさかこんな状況で本気になるとは思ってなかった、という自分への戸惑いが、罪悪感という形で出てくる。
略奪愛は悪か。炎上覚悟で言う
「略奪愛はダメ」という空気、わかる。でもそれを言い続けている人たちは、感情に優先順位をつけることができると信じている。
できない。
恋愛において感情は発生するものであって、許可制じゃない。問題にすべきは感情の発生じゃなくて、そこからの行動の選択。
彼女持ちの男性への好意を自覚したとき、あなたに問われるのは「好きになったこと」への罪悪感じゃなくて、「どう動くか」の判断だけ。
ただ、これだけははっきり言う。
相手が「別れるから待って」と言い始めたら、9割は待たせるだけ待たせて結局別れない。これはうちのサークルで何件も見てきた末の確信で、例外はほぼない。行動が伴わない言葉を待つ時間は、あなたが本命になれる時間じゃなくて、キープとして消費される時間だよ。

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