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告白を振ったらあっさり引いた相手が急に気になる心理と「好きかも」の正体


社会人になってから、告白ってどこかハードルが上がった気がする。

学生時代みたいに廊下で「好きです」がふわっと飛び交う場所じゃなくなったぶん、勇気を絞り出してきた告白には、受け取る側にも相応の重みがある。振ってから、ちゃんとわかった。

振ったのに、あっさり引かれた。連絡も来なくなった。会っても普通に接してくれてはいるけれど、あの熱みたいなものが完全に消えている。あれ、なんか寂しいってなった。これ、けっこうみんなが通る道で。運営する社会人イベントサークルでも、毎シーズン必ずこの流れに悩む参加者が出てくる。

振ったのに気になる。振ったのに目で追ってしまう。それって本当に恋愛感情なのか、ただの承認欲求なのか、自分でもわからなくなってきているそんな状態、正直言って泥沼だよね。

目次

あっさり引く側に、何が起きているか

振られた人が急に距離を置くのは、傷ついているからとか、嫌いになったからとか、そんなシンプルな話じゃないんだよね。もう少し複雑で、もう少し人間くさい話だったりする。

イベントで何人もの参加者を見ていると、あっさり引く人には大きく4つのパターンがある。

ひとつは、プライドで自分を守るタイプ。振られた瞬間から「好きだった自分」を封印して、何もなかったように振る舞う。胸がぎゅっとする瞬間を見せないように、表面をさらっとなぞって去っていく。これが一番多い。

次に、相手を尊重しているがゆえに引くタイプ。脈なしなら迷惑をかけてはいけないと考えて、自分の感情より相手の快適さを優先する。ある意味、一番誠実な引き方かもしれないし、振った側が一番傷ついたりもする。

三つ目は、告白前からプランBを持っていたタイプ。これはちょっと驚くかもしれないけど、振られたらこう動くと最初から決めている人がいる。傷ついてはいるけれど、冷静さが先立つ。感情の処理を、すでに終えている。

最後に、消化が単純に速いタイプ。あっさり引けるのはそれだけ軽かったわけじゃなくて、ただ気持ちの代謝が早い人というのが存在する。羨ましくもあり、少し悔しくもある。問題は、こっちにはどのパターンかが見えないこと。だから混乱する。


振ったのに「寂しい」の正体

正直に言うと、振っておいて寂しいなんて都合のいい話だとわかってる。でも人間ってそういう生き物で、これ、自分が薄情なわけじゃないんだよね。

心理学では承認欲求という言い方をするけれど、もっと生々しく言うと「私を好きでいてくれる人がいなくなった」という感覚で。誰かに求められているという状態は、無意識のうちに自己価値の根拠になっていた。それがするっと消えると、なんとなく穴が開く。

あ、この人ってもうわたしのこと気にしてないんだってはじめて気づいた瞬間、急に気になり出す。これはほぼ条件反射に近い。

サークルで知り合ったAさん、28歳の話がある。同じグループの男性から告白されて断ったのに、その男性が次の回から別の女性と楽しそうに話しているのを見て、胸が波打ったと言っていた。「好きじゃないはずなのに、目がいくんですよね。自分でも意味わかんなくて」と苦笑いしながら話していた。

これはAさんが意地悪なわけでも、その男性のことが実は好きだったわけでもない。ただ、自分に向いていた矢印が消えたことで、初めてその矢印の存在に気づいた。それだけ。寂しさの正体は、恋愛感情じゃなくて、注目の喪失だったりする。


ロミオとジュリエット効果って聞いたことある?

恋愛心理の世界に、ロミオとジュリエット効果という言葉がある。障害があればあるほど恋愛感情が強まるという現象で、もとは社会心理学の研究から来ている。

これが厄介なのは、あっさり引かれた状況でも発動することで。振ったことで相手が遠ざかった、つまり手が届きにくくなったという状態が、脳にとって「障害」として機能する。すると急に欲しくなる。

恋に落ちる仕組みって、本当に不誠実だよね。

Bさんという30代前半の男性の話も印象に残っている。女性に告白して断られたBさんが、相手があっさり引いてから逆に気になって仕方なくなったと言っていた。付き合いたかった気持ちより、追いかけたい気持ちのほうが先に来ていたと、自分で分析していた。「手に入らないと思ったら急に燃えてきたんですよ。これ恋愛って言っていいんですかね」って。

正直言って、それは恋愛感情じゃなく競争本能に近い。でも本人には区別がつかない。そこが厄介なんだよね。

振る側でも同じことが起きる。追いかけてくることを無意識に期待していたのに、相手があっさり引いた。その瞬間、手に入らなくなった何かに変わる。フワッと感じた欲しさが、恋心に見える。でもそれ、本当に恋心?


本当に好きになったのか、ただ寂しいだけか

ここが一番難しくて、一番大事なところ。

振ったあとに気になるのが「本当の恋愛感情」と「承認欲求・独占欲の混合物」のどちらなのかは、はっきり線引きできるものじゃない。でも、ひとつ試してほしいことがある。

相手があっさり引いてくれなかった場合を想像してみて。もし相手がしつこく追いかけてきたとしたら、今の自分はどう感じるだろう。ウザい、重いと感じるなら、自分が求めているのは相手じゃなく「追われている感覚」のほうかもしれないよ。

もし相手がどんな状況でも気になるなら、そこには感情の根っこがある。

Cさんという25歳の女性の話が、これをよく表している。告白してきた職場の先輩を断ったCさんは、その後しばらく「気になる」気持ちが続いた。でも彼女が気づいたのは、先輩が気になるのではなく、先輩に褒めてもらっていた日常が恋しかったということで。

「先輩のことが好きだったんじゃなくて、先輩といたときの自分が好きだったんだって気づきました」と言っていた。この一言、すごくリアルじゃないかな。

好きな相手じゃなく、その相手といたときの自分に恋をしていた。誰にでも起きうることで、恥ずかしいことでも何でもない。ただ、それを自覚せずに動くと話がこじれる。


あっさり引いた相手に、再アプローチするなら

本当にもう一度気持ちがあると確信できたなら、アプローチを再開することはできる。ただしタイミングは慎重に、というかけっこう重要な話をするよ。振ったあとすぐに態度を変えると、相手には混乱しか生まれない。「振ったのに何?」ってなるのは当然で、相手がどれだけこちらのことを好きだったとしても、動けなくなる。少なくとも数ヶ月、自然な関係をゆっくり取り戻してから。焦って近づくと、逆に完全に閉じられる。

それ以上に伝えたいのは、再告白は「自分の気持ちの確信」からしか始められないということ。承認欲求から来た感情で動くと、相手をもう一度傷つけることになる。振られた傷が癒えかけたところに、また揺さぶりをかけることになるから。

自分の感情を試すのに、相手を使わないで。それだけ守れれば、動き出すタイミングは自然にわかる。


逆に、寂しいだけとわかったら

承認欲求でもなく、競争本能でもなく、ただ寂しくて気になっているだけなら、それはそのまま受け入れていい。特別な行動をしなくていいよ。寂しさって、時間が解決することがほとんどだから。でもさ、この寂しさを「やっぱり好きかも」って変換するのが、一番あかんやつなんだよね。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

社会人イベントサークルを立ち上げ、
誕生日会・花見・BBQ・クリスマスなど年間を通してイベントを企画。
このブログでは、現場で得た一次情報をもとに、社会人の恋愛がうまくいくためのヒントを発信。

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