満島ひかりさんの再婚・妊娠発表、読んだ瞬間に胸が温かくなった。離婚を経て、それでも新しい愛に踏み出せたって、すごく勇気のいることだったと思う。
“幸せや奇跡を感じる日々”という言葉、なんかズキッときませんでしたか?
誰かを好きになること、そしてその気持ちに正直に動くこと。簡単そうで、実はめちゃくちゃ難しい。今日は、職場の好きな人をどうしても諦めきれないというお悩みに、正面から向き合ってみたいと思います。
職場の人を好きになるのは、普通すぎるくらい普通のこと
なんで職場の人を好きになってしまったんだろう、と自分を責めてる人、いると思う。でも、正直に言う。それ、普通すぎるくらい普通。
社会人になると、1日の大半を職場で過ごす。接触回数が多い相手に好意を持ちやすくなるのは単純接触効果として心理学でも証明されていて、むしろ職場恋愛が生まれないほうが不思議なくらいなんよね。
1年半悩み続けた彼女が、初めて口にした言葉
私のサークルに参加してくれた、当時28歳の田中さんの話。先輩に片想いして1年半悩んでいた女性だ。
彼女が初めてイベントに来た日のこと、今でも覚えてる。会場に入ってきた瞬間、顔がぱんぱんに張り詰めてた。笑おうとしてるんだけど、目が笑っていない。この人、相当しんどいところから来たんだな、とわかった。
話を聞くと、職場の先輩のことが好きで、でも告白もできないし、かといって諦めることもできなくて、毎日が消耗戦だと言う。好きになったことが間違いだったのかな、と、静かに言ってた。
……いや、違うから。好きになることは、間違いじゃない。
気持ちが止まらないのは、意志が弱いからじゃない
リスクは全部わかってる、それでも好き——この矛盾、理屈じゃ解決しないんよ。
恋愛感情というのは、前頭前皮質より先に扁桃体が反応する。わかりやすく言うと、好きという感覚はリスク計算より先に体が動く。頭がやめろと言っても、心臓はもうドクドクしてる。これ、意志の弱さじゃないから。
自分を責めるのをやめていい、脳の構造上の話
さっきの彼女も、なんで私こんなに理性ないんだろうと泣いてたけどそれ、理性の問題じゃないっての。人間の脳の構造上、好きは止められない。
止められないことを自分のせいにするの、もうやめていい。
「職場恋愛はやめとけ」という声を、鵜呑みにしなくていい理由
ここ、ちょっと辛口で行くよ?
やめとけと言う人の多くは、失敗体験から語ってる。それはそれでリアルな声だし、否定しない。でも全員が同じリスクを抱えてるわけじゃない。職場環境、関係性の距離感、相手の人柄、会社の文化。これが全部違うのに、やめとけの一言でまとめるのは、さすがに乱暴だと思う。
散々止められながら、結婚した人たちのこと
イベントで見てきたケースで印象的だったのは、職場で出会って結婚まで至ったカップルが、最初の段階で散々やめとけと言われていたパターン。
27歳の佐々木さんという女性は、同じ部署の同期を好きになった。社内恋愛は地雷という先輩の声を聞きながら、それでも気持ちを抑えられなかった。どうせ後悔するのはわかってる、でもこのまま何もしないことのほうがもっと後悔する気がするそう思って、ゆっくり距離を縮めていった。
結果は……今、その人と結婚して子どもがいる。あの時の自分を誰かに止められてたら、今の幸せはなかったって言ってたの、今でも忘れられない。
職場恋愛を諦めた人は、その後どうなったか
もちろん、諦めることで楽になった人も、たくさん見てきた。
33歳の山口さんという女性は、3年間、上司への気持ちを引きずってた。バレたらキャリアに影響する、向こうには彼女がいるかもしれない、そもそも社内恋愛なんて、と自分でブレーキをかけ続けて、告白も行動もしないまま、ただ時間が過ぎた。
彼女がうちのイベントに来たのは、もう職場以外で出会いたいという気持ちからだった。
諦めるのではなく、気持ちの比重が変わっていく
最初は上司の話ばかりしてたけど、3ヶ月くらい経つと、最近あんまり気にならなくなってきたと言い始めて。別の出会いができたとか、そういうことじゃなくて環境が変わると、気持ちも自然と動いていくんよね。
諦めたというより、気がついたら比重が変わってたという感じ。泥沼に足を取られ続けてたのが、ある日ふっと浮かんだ、みたいな。
恋愛か仕事か、どちらかを選ぶ必要はない
職場恋愛をするなら仕事を捨てる覚悟が必要、みたいなこと、言う人いるよね。……それ、ちょっと大げさくない?
もちろんリスクはある。関係が壊れた時の気まずさ、周囲へのバレ方次第での評価への影響。そういうことは嘘じゃない。でも、どちらかを選ぶという二項対立で考えると、そもそも動けなくなる。
いきなり告白より、まず「段階」を意識する
大事なのは段階だと思う。いきなり告白するかしないかじゃなくて、まず相手のことをもっと知れる機会があるか、その次にお互いの温度感はどうかを見極めていく。焦らなくていい。
じっくり距離を縮めながら、この人とだったら仕事もちゃんとやっていける気がすると思えてから動く——それが、現場で見てきた職場恋愛の成功パターンに共通していることだと思う。
職場恋愛で傷ついたあなたへ
社内で振られた、付き合ってたけど別れた、片想いを断られた、どれも、普通の失恋より何倍もしんどいのは、毎日その人と顔を合わせなきゃいけないから。
これ、本当につらい。月曜の朝、会議室のドアを開けるたびに胸がきゅっとなる。あの感じ。別に何もしてないのに、もうなんか疲れてる。
傷は消えなくていい。使い方が変わる。
傷つくことが、恋愛の失敗じゃない。
イベントに来てくれた25歳の女性は、社内で付き合って4ヶ月で別れた後に、もう恋愛できる気がしないと言ってた。顔が白くて、声が細くて、話しながらずっと手元を見てた。あ、この子、自分を責めてると思った。
でも半年後にまたイベントで会ったら、別人みたいに笑ってた。あの経験があったから、自分が本当に何を求めてるかわかった気がする、って。
傷は、消えなくていい。使い方が変わる。

コメント