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彼女にイライラするのに好きなのはなぜ?矛盾した感情の原因と対処法

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好きだからこそ、イライラする

イベントサークルを運営していると、本当にいろんなカップルを見てきた。

馴れ初めを知ってる分、別れの話を聞くときのしんどさったらない。先日も、付き合って1年ちょっとのKさん(28歳・男性)が終了後の片付けの最中に話しかけてきた。

「最近、彼女の言うことがいちいち引っかかるんですよね。好きなのは変わらないんですけど…」

彼が抱えてたのは、決して特殊なケースじゃない。

好きという感情と、イライラという感情は、実は同じ神経を共有している。愛着心理学の観点からすると、人は親密になればなるほど相手への期待値が上がり、その期待が少しでもズレると脳が「脅威」として反応するようになる。つまり、どうでもいい他人にはイライラしない。大切だから、反応する。

これを親密性のパラドックスと呼んだりするんだよね。


イライラの原因、思ったより「自分の中」にある

Kさんのケースを詳しく聞いていくと、彼女の行動そのものよりも、自分のコンディションが崩れているときに怒りが倍増していることに気づいた。仕事でミスが続いた週、彼女のLINEの返信が遅れただけで胸がざわついた、と言っていた。

これ、すごく正直な告白だよ。

イライラの発生源を分解すると、大きく3つのパターンに分かれる。

ひとつ目は、彼女の行動が原因のケース。これはわかりやすい。遅刻が続く、話を聞かない、自分の意見を押し通してくる、など。繰り返されるほど怒りの蓄積が起きる。

ふたつ目が、自分の状態が原因のケース。疲労・睡眠不足・仕事ストレスがたまっているとき、人は普段スルーできることを許容できなくなる。心理学では「自我消耗」と呼ばれる状態で、意思力や感情調節のリソースが枯渇した状態だ。彼女は何も変わっていないのに、自分のフィルターが歪んでいるせいでズレて見えてしまう。

そして三つ目が、関係性そのものが原因のケース。これが一番気づきにくい。彼女個人でも自分個人でもなく、ふたりの間に積み上がった不満や不信感、すれ違いのパターンが原因になっている。この場合、どちらかを責めても何も変わらない。

Kさんは、正直に言えばふたつ目と三つ目が混在している状態だった。


愛着スタイルを知らずして、恋愛を語れない

イベントを何年も運営していて痛感するのは、恋愛でもめる人の大半が、自分の愛着スタイルを知らないまま付き合っているということ。

愛着スタイルとは、幼少期の親との関係から形成される、人との距離の取り方のクセのこと。大人の恋愛にもそのままスライドして現れる。

不安型の人は、相手の反応に敏感で、少しでも連絡が遅れると「もう気持ちが冷めたのかも」と頭がフル回転する。その不安が怒りに変換されてイライラとして出てきやすい。

回避型の人は逆で、相手が近づいてくるほど息苦しくなり、なんでもないことにイライラして距離を取ろうとする。本人は「なんで怒ってるのかわからない」と言うことが多い。

Kさんは典型的な不安型だった。

彼女が友達と出かけた日の夜、既読がつくのに返信がなかったとき、部屋の中を歩き回ってたって言ってた。(いや待てよ、落ち着け)って自分に言い聞かせながら。

これ、笑えない。本人も笑えてなかったし。

でも、自分のそのクセを知っているだけで、対処の仕方は全然変わってくる。相手のせいにする前に、自分の反応パターンを観察することが先になるから。


理由もないのにイライラするが危険な理由

理由が見つからないイライラほど、じわじわ関係を削っていくのは、言語化できない怒りは解消できないから。怒りは発散もされず、謝罪もされず、ただ蓄積されて、やがて相手の存在そのものへの違和感に変わっていく。

それが続くと、気づいたときには「なんかもう疲れた」になってるんだよね。

Kさんがそれだった。

半年後にまたイベントで会ったとき、別れてました、って。「彼女がどうこうじゃなくて、なんか一緒にいるのがしんどくなって」と言ってた。

あのとき、もう少し早く気づけてたらって思ったかどうかは、聞かなかった。


イライラを自己分析するチェックの視点

もし今、彼女へのイライラを抱えているなら、まず問いかけてほしいことがある。

そのイライラは、特定の行動に対して起きているか。それとも、存在そのものが気になってきているか。

前者なら、まだ話し合いで変えられる余地がある。遅刻は本当に困る、連絡のルールを決めたいといった、具体的な行動に紐づいた不満は、伝え方さえ間違えなければ改善の可能性がある。

後者なら、少し立ち止まって考える必要がある。存在そのものへの違和感は、価値観の根本的なズレや、感情的な疲弊から来ていることが多く、表面的な対処では追いつかない。

もうひとつ確認してほしいのは、イライラするタイミングに法則があるかどうか。仕事が忙しいときだけ、睡眠が浅いときだけ、そういうパターンがあるなら、彼女への怒りを自分のコンディションのせいにしてしまっている可能性が高い。


怒りを会話に変えるたったひとつのコツ

多くの人が怒りを伝えようとして失敗するのは、YOUメッセージで話すから。

なんでそういうことするの、あなたはいつも〜という言い方は、相手の防御反応を即座に引き出す。人間の脳は攻撃されたと感じると、聞く姿勢より自己防衛に入るようにできている。

これをIメッセージに変えるだけで、場の空気が全然違ってくる。

「遅刻されると、待ってる間すごく不安になる」

「既読スルーが続くと、自分のことどう思ってるのかわからなくなる」

責めではなく、状態の報告として伝える。これだけで相手の受け取り方が変わる。

イベントで出会ったカップルで、これを意識し始めてから喧嘩の頻度が半分以下になったというMさん(31歳)がいた。言い方ひとつでここまで変わるって思わなかったと言ってたんだよね。


イライラが収まらないとき、続けるか別れるかを決める前に

感情が高ぶっているときの判断は、後から見ると8割くらいの確率でズレている。怒りの頂点にいるとき、人は「なぜこんなに怒っているか」より「怒りを正当化する理由」を探し始める。それが相手への不満として積み上がっていく。

一晩寝てもまだ消えない違和感、何度話し合っても変わらないパターン、一緒にいるのに孤独を感じる時間が増えた感覚、そういうものが重なってきたときが、関係を見直すタイミングになるよ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

社会人イベントサークルを立ち上げ、
誕生日会・花見・BBQ・クリスマスなど年間を通してイベントを企画。
このブログでは、現場で得た一次情報をもとに、社会人の恋愛がうまくいくためのヒントを発信。

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