MENU

カワウソ系女子が都合のいい女で終わる理由と本命になる方法

イベントを回してると、始まって十分で見つけちゃう子がいるんだよね。ドアが開いた瞬間、その一角の空気だけふわっとゆるむ子。カワウソ系って呼ばれるタイプ。目がまるくて、笑うとそこだけ照明が一段上がったみたいになる。男の人が三人、気づけば彼女の半径一メートルに集まってる。モテてる。誰がどう見たってモテてるの。

なのにさ。

半年たつと、その同じ子から夜中にメッセージが来たりする。「また都合のいい感じで扱われちゃって…はぁ…」って。

この落差、数えきれないくらい見てきた。愛されてるのに、本命にはなれない。このねじれで静かに削れていく子が、カワウソ系にはやたら多いの。

目次

愛されてるのに本命になれない、あのねじれ

私の性格、どっかダメなのかな。違うよ。断言するけど、性格の問題じゃない。愛想がいいのも、甘えるのが上手なのも、ぜんぶあなたの武器のまま。壊れてるのは配り方。もっと言えば、線の引き方ひとつなの。

昔サークルにいたみおちゃんが、わかりやすい見本だった。誰にでも同じ温度なんだよね。初対面のおじさんにも、ずっと片思いしてる年下くんにも、本命候補っぽい人にも、まったく同じ角度の笑顔で「ありがとぉ」って言う。優しいよ。ほんとに優しい子なの。でも、その優しさが全方位に均一だと、狙ってる男の目にどう映るか。自分だけがもらえてる特別が、どこにも見当たらない。誰にでも優しい人は、誰の特別でもない。冷たく聞こえるかもしれないけど、現場で毎回起きてるのはこれ。

心理の話をちょっとだけ挟むね。人って、手に入りにくいものほど価値を上げて見る生き物でしょ。希少性ってやつ。逆に、いつでも優しくて、いつでもOKしてくれる相手は、脳が勝手に価値を下げて処理しちゃう。カワウソ系の子の優しさは本物なのに、その本物が毎日そこにあることで安く見積もられる。残酷だよね。でもこれ、相手の人格が腐ってるんじゃなくて、脳のクセなの。だから戦い方は、優しさをやめることじゃない。供給に、ムラをつくること。ここだけ持って帰ってほしい。

イベントって、カワウソ系の性質が拡大されて見える場所なんだよね。二時間で二十人としゃべる。全員にいい顔ができちゃう子は、その二時間の終わりに、二十人ぜんぶと感じのいい知り合いになってる。とんでもない才能。でも、誰かひとりの記憶に彼女だけが刺さる瞬間は、生まれてないの。逆に、そんなに社交的じゃない子が、一人とだけ三十分こもって話して、その一人の頭から離れなくなったりする。恋って、二十人に好かれるゲームじゃない。一人の記憶に住むゲームなんだよ。

都合のいい女の正体は、優先順位の位置

みおちゃんの身に何が起きてたか、もう少し具体で言うね。呼ばれるのはいつも夜。金曜の二十二時、「今なにしてる?」ってLINEがピロンと鳴る。会う約束は前日か当日。デートっていうより、いちばん手軽な暇つぶし要員としてそこにいた。カレンダーに先に入れてもらえない女。これが都合のいい女の正体だと思ってる。愛情の量の話じゃないの。優先順位の、位置の話。彼の予定表の、一番あとから足される欄にいるかどうか。そこだけ。

で、みおちゃんはそれを断らなかった。呼ばれたら行く。ドタキャンされても「大丈夫だよ〜」ってにこにこ。嫌われたくないもん。その顔を見てると、こっちの胸がざらっとした(泣)。カワウソ系の子がノーを言えないの、性格が弱いからじゃないんだよ。相手の気持ちを察する感度が高すぎるだけ。場の温度が一度下がるのを、自分の体温が落ちるみたいに拾っちゃう。いい人ほど自分の境界線が薄い、ってカウンセリングの現場でもよく言うでしょ。他人の感情を、自分ごとにしすぎるの。だから線を引くのがこわい。その怖さ、わかるよ。でもね、境界線って相手を突き放す壁じゃなくて、私を大事に扱ってねっていう案内板なんだよね。

本気の男と、暇な男の見分け方

同じカワウソ系の子を好きになった男が二人いたとして、本気の男と、暇な男は、動きがびっくりするくらい違うの。本気の子はまず、覚えてる。彼女が三週間前にぽろっとこぼした「最近寝れなくてさ」を、次に会ったとき「ちゃんと寝れてる?」から入る。予定は先に取りにくる。来週の火曜あいてる?って、二日前じゃなく十日前に。そして、はぐらかさない。好きなのが顔にも言葉にも出てる。みんなでいる場でも、彼女がしゃべってる時だけ、体がちょっとそっちを向く。ドキッとするくらい、まっすぐなんだよね。

暇な男は真逆。連絡は夜、中身は薄い、予定はいつもふわっと「今度ごはん行こー」で、その今度は永遠に来ない。集団の中では特別扱いしないくせに、二人きりの深夜だけ急に距離を詰めてくる。これ、脈じゃないからね!あなたが手軽で、居心地がいいだけ。

好きな人がどっちのタイプか、見分けるのむずかしくないでしょ。昼のあなたを大事にする男か、夜のあなただけ欲しがる男か。判定はそこ。

もう一個、男の見極めで効くやつ。連絡の波を見てみて。気がある男は、返信が早い日も遅い日もあるけど、ふっと消えたりはしない。暇な男は、向こうの気分でぱったり途切れて、忘れた頃に「元気?」でしれっと戻ってくる。この、消えて戻るを繰り返す相手ほど、カワウソ系の子は追いかけちゃうんだよね。放置されると不安になって、自分から追いにいく。で、追わせた側が主導権を握る。しんどい構図でしょ。だから、途切れる男は追わない。これだけで立ち位置がひっくり返ること、ほんとにあるから。

現場のを、もうひとつ。あるイベントの二次会でね、カワウソ系の子の両どなりに男の子が二人座ったことがあって。片方はずっと飲み物を勧めて、笑わせて、場を盛り上げてた。もう片方は、静かに彼女のコップが空きそうなのだけ見てて、無言でスッと水を足してた。半年後にうまくいったの、水を足してた方だったの。カワウソ系の子って、にぎやかに構ってくる男に一瞬なびくんだけど、最後まで効くのは、静かに見ててくれる視線のほう。盛り上げ役は都合よく消費されて、観察者が本命になる。私の中じゃ、これ鉄板の法則。

もし今これ読んでる男の人がいたら、ひとつだけ言わせて。カワウソ系の子を落としたいなら、群れの中で気を引く競争に参加しちゃだめ。あの子の周りはいつも人でいっぱい。そこで一番おもしろい男を目指しても、埋もれるだけなんよ。逆をやる。二人になれる時間を先に確保して、あなたは本気だって態度でちゃんと見せる。ガツガツ独占しにいくのは引かれるけど、あいまいなまま優しくし続けるのが、いちばん彼女を消耗させるやり方だからさ。

カワウソ系がいちばんハマりやすい罠

りかちゃんっていう子は、逆から苦しんでた。にぎやかで面白い男にばっかり惹かれるの。イベントで一番目立ってる、声のでかい男。で、毎回その手の男に軽く扱われて、帰り道で泣いてた。派手な男の隣にいる自分が、好きだったのかもしれない。彼女を静かに見てた地味な子のことは、ずーっと眼中になかった。カワウソ系がいちばんハマりやすい罠、これなんだよね。自分を消費してくる男を、魅力的だと勘違いしちゃう。愛嬌がある子ほど、刺激の強い相手に吸い寄せられる。自覚があるだけで、全然ちがってくるからさ。

カワウソ系の子が雑な扱いを飲んじゃうの、心のどこかで、これくらいが自分の相場かな、って値付けしてるからだったりする。みんなに好かれてるのに、自分の値段だけ低くつけてる。その自己評価の低さに、軽く扱う男がちょうどハマるの。逆に、自分を安売りしない子のとこには、雑な男は最初から寄ってこないんだよね。値札を上げるって、態度の話であると同時に、自分で自分をどう扱うかの話でもあるわけ。

カワウソ系が本命になる、たった一本の線

カワウソ系が本命になるために変えることは、性格の作り直しじゃない。温度に差をつけるだけ。全員に百点の笑顔を配るのをやめて、この人には少し多め、この人はふつう、って濃淡をつける。好きな人の前でだけ、ちょっと素が出る。ちょっと甘えが増える。その差分が、相手にとって、自分だけがもらえる特別になる。

濃淡のつけ方、もう一個具体を足すね。好きな人にだけ、ちょっと弱みを見せる。いつもニコニコで完璧に愛想のいい子が、その人の前でだけ「実はさ、今日ちょっと凹んでて」ってぽろっとこぼす。全方位に張った笑顔の鎧に、一箇所だけ隙間をつくる感じ。人って、自分にだけ弱さを預けてくれた相手に、責任みたいな特別を感じるの。これ、あざとさじゃないよ。信頼の配り方を変えるだけ。

勘違いしてほしくないのは、じゃあ塩対応すればいい、駆け引きすればいい、って方向。あれは逆に痛いよ。急に冷たくなった子を見ると、男は「あ、めんどくさくなったな」でスッと離れてく。カワウソ系の武器はあくまで愛嬌。そこは絶対に手放しちゃだめ。やるのは、全開の愛嬌に、好きな人限定のもう一段を足すこと。ゼロにするんじゃない。一人にだけ、プラスする。引き算じゃなくて、えこひいき。これがコツなんよ。

あと現場で効いてたのは、会う日をこっちから決めちゃうこと。誘われるのを待つ側でいると、ずーっと相手のカレンダー都合で動かされる。「来週どっかで会お、火曜か木曜どっちがいい?」って、選択肢をこっちから出す。それだけで主導権が半分こっちに戻ってくる。地味なのに、効くんだこれが。

同じサークルにいたりさちゃんは、みおちゃんと真逆の結果だった。りさちゃんも誰にでも優しいの。でも、好きな人の前でだけ、なぜか口数がちょっと減る。目が合うと、一瞬だけ視線を外す。その一瞬。周りの男友達には見せない小さなぎこちなさを、本命の彼だけが受け取ってた。「りさ、俺の前だと様子ちがう気がするんだよな」って、その彼がこっそり私に言ってきたことある。めっちゃソワソワしてたな(笑)。あれが濃淡の威力。りさちゃん、三ヶ月で付き合ってたよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次