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別れてすぐ付き合うのは逃げ?罪悪感と一人が怖い深層心理


別れて、まだ泣いてる最中に、もう次の人のことが気になってた。

イベサーでも「実は最近別れたばかりで」という参加者と話す機会があるが、そのなかで気づいたことが、別れてすぐ次の恋に進む人って、別にビッチでもチャラいでもない。むしろ、すごく真剣に悩んでいる人が多い。

問題は恋愛のスピードじゃなくて、その奥にある感情の正体を、本人がまだ把握できていないことだったりする。


目次

一人でいることが怖い、は弱さじゃない。でも、放置すると沼る。

イベントで知り合った28歳の女性、Mさん。

彼氏と別れた翌週、うちのパーティーに来た。「気分転換に」と言っていたけれど、会場でずっとスマホをいじっていて、目が少し赤かった。その夜、新しく出会った男性と連絡先を交換して、2週間後には付き合っていた。

3ヶ月後にまたイベントに来た。今度は別の男性と一緒に。

「また別れちゃいました。なんか、私ってすぐ好きになるんですよね。でも続かなくて…」

そのとき彼女が言った言葉が、ずっと頭に残ってる。「一人でいると、自分が存在してないみたいな感じがするんです」って。

これ、笑えない。笑えないけど、すごくリアルな感覚だと思う。

恋愛心理学では、これを不安型の愛着スタイルと呼ぶ。幼少期の愛着形成が不安定だったり、過去に急な別れや拒絶を経験したりすると、「誰かそばにいてくれないと自分の価値がわからない」という回路が育ちやすい。別れた瞬間に感じる空虚感って、単なる寂しさじゃなくて、自己存在の揺らぎに近い感覚なんだよね。

だから次の恋が早くなる。誰かに必要とされることで、自分を確認する。

それ自体が悪いわけじゃないんだよ、人間として普通の反応だし。ただ、その仕組みに無自覚なまま走り続けると、同じループにはまる。


「本物の恋」か「傷のかさぶた」か、どっちかなんて最初はわからない

正直に言う。別れてすぐ好きになった感情が「逃げ」か「本物」かを、その時点で判断するのはほぼ不可能だ。

だって感情に嘘はないから。胸がどきどきするのも、会いたいと思うのも、全部本物の感覚。ただ、その感情の「原動力」が何なのかは、しばらく経たないと見えてこない。

イベントで何百人もの恋愛事情を聞いてきた経験から言うと、うまくいかなかったケースに共通しているのは「前の恋愛の話題を新しい相手に頻繁にする」パターン。意識してないのに元彼の話が出る、新しい彼氏に元彼を重ねる、なんとなく比べてしまう。これが出てきたとき、実はまだ感情が前の関係に縫い付けられてる。

逆に、うまくいったカップルを見ていると、「前の恋のことをあまり話さない人」が多かった。忘れたわけじゃなく、気持ちがちゃんと着地していた。それだけの違いなんだけど、この違いはでかい。

リバウンド恋愛(前の恋愛の反動で始まる恋愛)の研究では、新しい関係への移行が早い人ほど、前のパートナーへの未練を長く引きずるという結果が出ている。直感的には逆に思えるけど、感情を処理しないまま進んだから、ずっとどこかに引っかかってる状態が続くんだよねぇ。


元彼・元カノの目、周りの目、SNS。全部気にしてたら、自分の感情を置いてきぼりにする

「非常識だと思われるかな」「元カレに知れたらどう思われるか」「友達に引かれないか」

この不安、わかるよ。わかるんだけど、これだけ気にしていると、今の自分の気持ちより「他人からの評価」が先に立つ。そうなると、本当に好きかどうかより「この行動は正解か」を判断軸にし始める。

元カレ・元カノが新しい恋人の存在を知ったとき、どう感じるか。心理的には、相手が早く次に進むほど「傷ついた」と感じることが多い。でもそれは相手の感情であって、あなたがコントロールできることじゃない。罪悪感を感じるのは人間として自然だけど、それで自分の幸せを後回しにする義務はどこにもない。

共通の友人がいる場合や職場恋愛の場合は、もう少しだけ現実的に動く必要がある。別れて即SNSに新彼氏との写真を投稿するのは、さすがに火に油を注ぐ行為になりやすい。タイミングと情報の出し方だけ、ちょっと頭を使う。

でも、それ以外は? 他人の感情を先読みして自分の恋愛を決める必要、ない。


「また同じことを繰り返している」という感覚の正体

Mさんの話に戻る。

3回目にイベントで会ったとき、彼女は一人で来ていた。でも今回は最初と違って、なんか落ち着いていた。目が赤くなかった。

「最近、自分の恋愛パターンに気づいちゃって。別れる度に誰かを探してたんですよね。でも今回は一人でいることにちょっと慣れようと思って」

自分の恋愛パターンに気づくってこと、すごく地味に見えるけど、かなりの転換点。たいていの人は、パターンにはまっていることに気づかないまま、同じ選択を繰り返す。気づいた瞬間から、少しだけ違う道が見える。

「また同じことをしているかも」という感覚が出てきたとき、それはサインだと思っていい。逃げてるわけでも、おかしいわけでもなく、ただ自分の傾向がそこに見えている。その感覚を無視せず、少しだけ立ち止まる。何日も何週間も立ち止まれとは言わない。ちょっとだけ、今の気持ちに名前をつけてみる。

寂しいのか、好きなのか、怖いのか。どれが一番大きいか、だいたいでいい。


罪悪感と正当化が同時にある、その状態が「正常」だという話

別れてすぐ新しい人を好きになったとき、不思議な二重感情が生まれる。

「この恋がうれしい」という気持ちと、「こんなにすぐ次に進んでいいのか」という引っかかりが同時にある。この矛盾した感情を無理にどちらかに整理しようとすると、かえっておかしくなる。

正当化しようと必死になるのも疲れるし、自分を責め続けるのも違う。どちらも正しくて、どちらも嘘じゃない。

ただ、「罪悪感があるから、この恋はダメだ」という論理だけは捨てていい。罪悪感は道徳的なセンサーではあるけれど、その感情があること自体が、あなたの恋愛の良し悪しを決めるわけじゃないから。

前の恋愛を大事に思っていた人ほど、この罪悪感が強く出る。それはむしろ誠実さのあらわれだったりするんだよね。


「自分の気持ちを置いてきぼりにしない」ための問いかけ

うちのイベントに来る参加者と話すとき、よく聞くことがある。別れてすぐ動き出した人に。

「今、一人で週末どう過ごしてる?」

これ、割とシンプルだけど答えるのが難しい質問で。ほとんどの人が「誰かと会ってる」か「ずっとスマホ見てる」かのどちらか。一人でいる時間を意識的につくれてるかどうかが、感情の着地のバロメーターになってる気がする。

誰かといれば埋まる感覚を、一人でも少しずつ自分で作れるようになると、恋愛の選び方が変わってくる。次の人を「必要だから」選ぶんじゃなく、「いると人生がもっといいから」選べるようになる。

その違い、地味だけどめちゃくちゃでかい。


早く次に進むことへの世間の目は、正直どうでもいい部分が大きい

「早すぎる」と言ってくる人は、あなたの感情の細部を知らない。別れるまでの経緯も、付き合っている間の関係性も、別れた後に何を感じたかも。

外から見えるのは「別れてすぐ次の人ができた」という事実だけ。それで判断する人の意見を、あなたの恋愛の基準にする必要はない。

ただ一つだけ。早いと言ってくる友人が、あなたのことを心配して言っている場合は、少しだけ耳を貸す価値がある。あなたの恋愛パターンを外から見ている人の観察は、自分では気づけない何かを含んでいることもあるから。批判として聞かなくていい、観察データとして受け取るくらいの距離感で十分だよ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

社会人イベントサークルを立ち上げ、
誕生日会・花見・BBQ・クリスマスなど年間を通してイベントを企画。
このブログでは、現場で得た一次情報をもとに、社会人の恋愛がうまくいくためのヒントを発信。

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