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結婚前に彼女が好きかわからなくなった男性へ|マリッジブルーと本当の破局サインの見分け方


「好きかどうか、わからなくなってしまった」

その言葉、イベントの帰り道に、30代前半の男性からぽつりと聞いたことがある。 彼は笑いながら言っていたけど、目が笑っていなかった。 (あ、これ、本気で悩んでるやつだ)って、すぐわかった。

社会人向けのイベントサークルを運営していると、恋愛相談って思いがけないタイミングで来る。 飲み会のあと、片付けの最中、帰り道の駅のホーム。 そういう”すきま”に、みんなの本音が出てくる。

そして、男性から届く相談の中で、ここ数年じわじわ増えているのが 「結婚を決めたのに、急に気持ちが冷めた気がする」 という、このタイプの悩みなんだよね。

今日はそれについて、ちゃんと話したい。


目次

マリッジブルーって、実は男性のほうが”隠す”

「マリッジブルー」って、女性のものだと思ってない?

女性向けの記事やドラマでよく描かれるせいか、男性が抱えているケースって圧倒的に語られてこなかった。でも現場で見ていると、全然そんなことなくて。むしろ男性のほうが相談できないまま一人で抱え込んでいるケースが多い印象がある。

なんでかって、言えないんだよね。 「結婚前なのに彼女への気持ちが冷めた気がする」なんて、友達に言える? 言えないっしょ、普通。

「おまえ最低」って思われそうだし、「じゃあ別れれば」って軽く返されそうだし。 だから言えない。

男の「マリッジブルー」って何なのか

恋愛心理学や結婚カウンセリングの文脈では、マリッジブルーは “結婚という大きなライフイベントを前にした、正常な心理的ストレス反応”として位置づけられている。

つまり、異常じゃない。

人間って、たとえ”良いこと”であっても、大きな変化の前には不安を感じるようにできている。 転職の前日、海外留学の出発日、初めての一人暮らし。 あの、胃がきゅっとなる感じ。あれと同じ構造。

問題は、そのストレスが”彼女への冷め”という形で出やすいこと。

(え、俺もう好きじゃないの? それってヤバくない?)

この誤解が、余計に男性を追い詰める。


イベントで出会った、あるカップルの話

うちのサークルのイベントで知り合って、2年後に結婚したTさん(30代)の話

彼は婚約した翌月から、急に眠れなくなったと言っていた。 食欲もなんとなく落ちて、仕事中もぼーっとして。 彼女のLINEを見ても、以前みたいな胸の高鳴りがない。

(終わった。俺、彼女のこと好きじゃなくなったんだ)

そう思って、一時期本気で婚約解消を考えたらしい。

でも、ある日たまたま彼女が風邪をひいて。 「しんどい」ってLINEが来た瞬間、気づいたら近くのコンビニで栄養ドリンクとゼリーを大量に抱えて、彼女の家に向かっていたんだって。

(あ、俺やっぱりこの人のことが好きなんだ)

心より先に、足が動いていた。

Tさんが言っていた。「ドキドキがないと愛がないと思い込んでた。でもあの時、ドキドキじゃなくて、もっと深いものが残ってたんだよね」と。


「マリッジブルー」と「本当の冷め」どう見分ける?

ここが、この記事で一番伝えたいこと。

自己診断ってむずかしいんだけど、現場で見てきた経験から言うと、いくつかの”分かれ目”がある

▶ マリッジブルーに多いパターン

感情がフラットになった感じがする。 好きじゃなくなったというより、”なんか感情が動かない”状態。 これ、心理的疲弊(バーンアウト的な状態)によく似てる。 準備・お金・両親への挨拶・将来設計……結婚って、タスクの嵐じゃん。 その重さで、感情がシャットダウンしてることがある。

将来への不安が”彼女への不満”にすり替わっている。 急に「彼女の◯◯が気になる」「こんな人と結婚してよかったのか」と思い始めた場合、 本当の問題は彼女じゃないことが多い。 不安のはけ口として、一番近くにいる相手が標的になりやすいんだよね。

「逃げたい」のに「どこへ逃げればいいかわからない」状態。 別れたいというより、この状況そのものから逃げたい。 でもどこへ?という感じ。 これは”決断へのパニック”に近い反応で、マリッジブルーの典型的なサイン。


▶ 本当の破局サインに近いパターン

一方、これはちゃんと向き合ったほうがいいケース。

「一緒にいると消耗する」という感覚が続いている。 不安じゃなくて、”消耗”。 話しているとだるくなる、会った後に虚無感がある、これはちょっと違うサインかもしれない。

結婚を切り離した状態でも、「この人じゃなくてもいい」と思う。 「結婚という状況がなければ、もっと好きでいられたか?」と自問したとき 「…いや、それでも微妙だったかも」と感じるなら、要注意。

別れを想像したとき、ほっとする気持ちがある。 悲しみより先に安堵が来るなら、それは無視できないシグナル。

正直、この3つが重なってきたら、マリッジブルーとは少し違う問題を抱えている可能性がある。


「男性だから相談できない」という孤独

うちのイベントに来る男性参加者を見ていて、気づいたことがある。

恋愛や結婚について、男性って本当に”語る場所”がないんだよね。

女性同士なら自然に話せるような「最近どうなの〜?」みたいな会話が、男性同士だとあんまりない。 バカにされそう、引かれそう、そういう恐怖が先に来る。

だから一人で抱えて、一人で結論を出そうとする。

でも、孤独な判断ほど歪みやすいものもない。

深夜に一人で「これって冷めたってこと?別れるべき?」って考え続けても、答えは出ないよ。 頭の中をぐるぐるするだけで、消耗するだけ。

(それ、経験ある人いるんじゃないかなあ…)


男性のマリッジブルーが生まれる、深層にあるもの

表面的には「彼女を好きかわからなくなった」という悩みだけど、 その奥には、もう少し複雑な心理が絡み合っていることが多い。

「自由な自分」が終わる、という喪失感。 これ、意識してる人は少ないんだけど、結婚って”何かを得る”と同時に”何かを手放す”イベント。 趣味・友人との時間・一人の夜・衝動的な旅。 その喪失感が、漠然とした不安として出てくることがある。

「いい夫になれるのか」という自信のなさ。 特に、親が不仲だったり離婚を経験していたりすると、 “結婚した自分”のイメージが怖くなる。 自分が親みたいになるんじゃないか、って。 これは恋愛相談というより、ほとんど自己肯定感の問題。

“ドキドキ=愛情”という誤解。 付き合い始めの頃のあの感覚を、愛情の基準にしてしまっている人がとても多い。 でも心理学的に言うと、あのドキドキは「不確実性」や「新しさ」に対する脳の反応であって、愛情の深さとは別の話。 長期的な関係における愛情は、もっと静かで、安定していて、でも確かなもの。


じゃあ、今どうすればいい?

まず、今すぐ決断しなくていい

マリッジブルーのピーク時に出した結論は、高い確率で後悔につながる。 これは多くのカウンセラーが指摘していることでもあるし、私がイベントの場で見てきた実例でもある。

ひとつだけ、やってみてほしいことがある。

「彼女がいない状態の自分の未来」を、具体的に想像してみる。

別れた後の一人暮らし。 誰かに報告したい出来事があったとき、最初に連絡したい相手。 老後、誰の隣で眠りたいか。

そこに彼女がいるかどうか。 そこで答えが見えると思う。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

社会人イベントサークルを立ち上げ、
誕生日会・花見・BBQ・クリスマスなど年間を通してイベントを企画。
このブログでは、現場で得た一次情報をもとに、社会人の恋愛がうまくいくためのヒントを発信。

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